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最近の活動を随時お伝えします。

2026.03.30

子育て応援賃貸住宅プロジェクト プレ座談会を実施

子育て世帯の住まいに関する実際の課題を把握するため、2026年3月に少人数による座談会を実施しました。

当日は、子育て中のママ4組に参加いただき、日常生活の中で感じている住まいの課題や、子育てと住環境の関係について率直な意見交換を行いました。

座談会では、以下のようなテーマについて参加者の皆様とお話ししました。

・日常生活の中で「イラッとする家の出来事」
・子どもとの寝室の使い方
・今の家で「地味にしんどい」と感じるポイント
・もし家の中で一つだけ変えられるとしたらどこか

その結果、子育て世帯の賃貸住宅において、以下のような課題も挙げられました。

■ 音への気遣いによる心理的な負担

「上の階の足音が気になってしまって、子どもが走るたびにヒヤヒヤします。」

集合住宅では、子どもの足音や生活音に対して常に周囲へ気を遣いながら生活しているという声が多く聞かれました。子どもが自然に動き回ることに対しても心理的な負担を感じている家庭が少なくないことが共有されました。

■ 子育てと家事動線の両立の難しさ

「キッチンの作業台が狭くて、子どもが入ってこない仕組みも作りにくく、ついイラッとしてしまいます。」

キッチンなどの家事スペースでは、作業スペースの狭さや子どもの動きとの関係から、安全面や使い勝手にストレスを感じているという声が挙がりました。

■ 子どもの生活リズムと住環境

「子どもが朝日で起きてしまうので遮光カーテンを使っていますが、隙間から光が入ってしまうため、窓に黒いプラダンを貼って対策しました。」

子どもの睡眠環境を整えるために、各家庭が工夫を重ねている実態も共有されました。賃貸住宅では既存設備だけでは十分に対応できず、家庭ごとに独自の対策を行っているケースも教えていただきました。


今回の座談会では、こうした日常の中の小さなストレスが積み重なることで、子育ての負担感につながっている様子をお話しいただき、これからの設計に活かしていきたいと考えています。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

本番座談会は5月を予定しています。またお知らせします。