築28年の３ＬＤＫの中古マンション。

ベランダに面した6畳の和室と洋室に隣り合うダイニングキッチンと 北側の四畳半の洋室という

数十年前に多かった典型的な間取りの マンションの一室に位置します。

リノベージョン前は大きな開口があるにも関わらず、暗く湿っぽい印象があり さまざまな問題を抱えていました。

そこであえて一部屋を減らし、その代わり開口部を必要としない ウォークインクローゼットを追加した

２ＬＤＫ+Ｓへの間取り変更を提案しました。

家の中で最も滞在時間が長いＬＤＫをバルコニー側に持っていくことにより 明るく開放的な空間にしました。

またリビングを通した光や風が家全体に良い効果をもたらします。

個室や洗面スペースを最小スペースとし 少し大きめに確保した廊下がサニタリーや読書など多目的スペースに変身し、

空間を有効利用することを可能にしました。