works&fujiizaki

プロジェクトをご紹介します。

戸建て住宅住宅

2019.02.28

めじろのいえ

母校の東京理科大学垣野研究室で「雁行」をコンセプトに基本計画を行ったプランを引継ぎ、実施設計から携わらせていただきました。

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敷地は東京住宅密集地の旗竿形状、道路(南面)以外全ての面で住宅が近接しています。

 

光を天空から確保するために階段に大きく設けたトップライトが、

3階から1階につづく光のグラデーションをつくり、各階に違う光を与えます。

行動パターンがある程度決まっている水廻りなどの機能部分を、必要なヴォリュームに応じてジグザグに配置し、

多様な行動パターンが考えられるリビングダイニングや土間や書斎など曖昧でどこでも場所を変えられるような機能を、余白の部分に当てはめました。

 

 

機能部分により作られた「雁行」。

 

その「雁行」と「光のグラデーション」が「余白の部分」に変化を与え、用途や距離感が自由な場所を作り出しています。


プロジェクト名:目白の家
所在地:東京都豊島区
建築設計:andfujiizaki一級建築士事務所
構造設計:三原悠子構造設計事務所
建築施工:渡辺健建設事務所
用途:一戸建ての住宅
構造:木造
規模:地上三階
敷地面積:81.26㎡
延床面積:137.49㎡
竣工:2019年2月
その他:建築計画:垣野義典+照井飛翔+東京理科大学垣野研究室
撮影:畑 拓