プロジェクトをご紹介します。
木造住宅の水廻り、LDKの(減築後の)増築です。
明治時代の母屋、先代から受け継いだ店舗、集落のお祭りや行事の場である座敷いった大切な場所を次の時代に
『つないでいく住まい』
をコンセプトに、既存建物の健全化につながるような増築計画を考えました。
時代を経て段階的に増築を繰り返してきたため変形な形状となったLDK、混在する設備配管などが悩みの種となっていました。
増築部分を一部解体し、新しいLDKと母屋との間に緩衝材となるバルコニーを設け、適度な風通しと陽当たりを確保しました。
家族のだんらんスペースを中心に、水廻り等のバリアフリー化や使い勝手を大切に考えました。
また、佐渡島の中でも歴史ある港町で佐渡ならではの景色が続く集落の中にあるため、
板張りの外壁や黒い瓦を採用し、景色に溶け込むような外観となっています。
プロジェクト名: | さどのいえ |
所在地: | 新潟県佐渡市 |
建築設計: | andfujiizaki一級建築士事務所 |
構造設計: | 三原悠子構造設計事務所 |
建築施工: | キョウカセツビ+D建築工房 |
用途: | 一戸建ての住宅 |
構造: | 木造 |
規模: | 地上二階建て |
竣工: | 2019年10月 |
その他: | 撮影:andfujiizaki一級建築士事務所 |