works&fujiizaki

プロジェクトをご紹介します。

戸建て住宅住宅

2012.11.14

とよしきのいえ

工業地域に位置する本敷地での第一の課題は、 周りに高い建物が建ったときに自力で採光通風を確保できることでした。

そのため、建物を出来るだけ北側によせて配置し、南に向けて大きく開口しました。

 

そして、南面に設けた中庭を囲んで、プライバシーを守りつつたくさんの光を取り入れられるよう工夫をしました。

 

大きなシンボルツリーを植えることにより、四季を楽しむことができます。

夏の樹は、直射日光をさえぎり、緑を通した涼しい風を室内に取り組みます。

冬の樹は、葉を落として、優しい日差しで室内を暖めます。

北側の高い位置に設けた開口は、温度差によって、南側の大きな開口からの自然な風の流れをつくりだします。

 

また、基礎蓄熱床暖房を採用しているので、基礎の中に設けた床暖房で基礎全体が熱を溜め込み、

家全体が大きな温度差なく暖まる、快適な冬を迎えます。

> blog


プロジェクト名:豊四季のいえ
所在地:千葉県柏市
建築設計:andfujiizaki一級建築士事務所
構造設計:三原悠子
設備設計:有限会社EOSplus
建築施工:㈱富田工業
用途:一戸建ての住宅
構造:木造
規模:地上2階
敷地面積:127.66㎡
延床面積:102.60㎡
その他:撮影:畑拓
竣工:2012年9月